梅毒治療、ペニシリン注射の解禁も?

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梅毒治療、ペニシリン注射の解禁も?

梅毒治療、ペニシリン注射の解禁も?

 

2010年から感染が拡大している梅毒、2016年の報告数は前年比70%を超える4518人。

 

2017年は7月時点ですでに3000人を超える感染者が報告されています。

 

梅毒初期の治療であれば、海外では1回のペニシリンの筋肉注射が主流ですが、日本ではペニシリン注射は行われておらず、長期間の内服薬による治療が行われています。

 

「ペニシリンG」の筋肉注射は、通常1回で済むので海外では主流なのですが、日本ではペニシリンアレルギーで患者がショック死したことから現在は筋肉注射は行われていないのです。

 

しかし、ここ数年の梅毒の急激な増加から、厚生労働省も「ペニシリンG」の効果を検討するようエイズ・性感染症に関する小委員会に論点案を提示しています。

 

複数回の服用が必要な内服薬と違い、1回の注射で効果が期待できる「ペニシリンG」が解禁されれば、長期の治療に脱落する患者も減り、感染の拡大に歯止めがかかるのではと期待しています。

 

 

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梅毒の治療法について
梅毒の治療法について、梅毒の治療は抗生物質を使用した薬物治療を行ないます。海外ではペニシリンGの筋注単回投与が主流ですが、国内ではペニシリン剤などの飲み薬で治療します。
梅毒の治療薬
梅毒の治療薬で使われているのは主にペニシリン系の抗生物質です。ペニシリンにアレルギーがある場合は、抗真菌薬やテトラサイクリン系の抗生物質などを用いて治療を行います。
梅毒の治療 ペニシリンについて
梅毒の治療薬として有名なペニシリン海外では筋肉注射が標準的です。日本では過去にアレルギーによるショック死が発生して以来ペニシリンの筋肉注射は行われていません。
梅毒の治療期間はどのくらいかかるのか
梅毒の治療期間の目安は、第一期の治療期間:2週間から4週間、第二期の治療期間:4週間から8週間 第三期以降の治療:8週間から12週間ほどです。
梅毒の治療費はいくらかかるか
梅毒の治療費用はいくらかかるか、病院での治療は、健康保険を使うか自由診療かで費用が変わってきます。梅毒の治療は抗生物質を使用した薬物治療です。
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