梅毒の症状「丘疹性梅毒疹」
梅毒2期の「バラ疹」とは違う、
赤く盛り上がったような湿疹
「丘疹性梅毒疹(きゅうりょうせいばいどくしん)」も梅毒2期の全身症状のひとつです。
「丘疹性梅毒」は手の平や足の裏、粘膜、頭部、顔など全身に症状が現れます。また症状の出る部分で違った名称もあります。
梅毒乾癬(ばいどくかんせん)
手の平や足の裏などにできた「丘疹性梅毒」は乾癬などの皮膚病の状態によく似ていることから「梅毒乾癬(ばいどくかんせん)」とも呼ばれます。
扁平コンジローム
(へんぺいこんじろーむ)
丘疹性梅毒が性器(亀頭・包皮・大陰唇・小陰唇・子宮膣部など)や肛門にできると扁平コンジローマになります。扁平コンジローマができているところは多量のトレポネーマが存在するので、非常に感染しやすい場所です。
梅毒性脱毛(ばいどくせいだつもう)
頭部にできる場合、側頭部に2mm~5mmのいびつな形の脱毛症状として表れ、やがて頭全体に広がります。
治療を行なうことでこれらの症状は改善していきます。
大事なのは
「いつもと違う、ちょっと変だ」
と気がついたら、できるだけ早く病院で診てもらうことです。
臨床経験のない医師もいるので、受診の際は必ず医師に梅毒感染の可能性があることを告げましょう。
梅毒検査のタイミングは、感染の機会から4週間経過後であれば可能。
※厚生労働省のHPでは「感染してから十分な期間(約3週間)をおいて検査結果を確認する」と表記されています
症状はないけれど感染しているか不安、確認してみたい、という場合は、郵送式の検査もあります。
感染から発見までが早ければ、それだけ治療期間も短くすむので、不安な行為があった場合は一度検査を受けておかれると良いでしょう。
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- 梅毒の初期症状が出る場所は梅毒の病原菌トレポネーマが侵入した場所です。主に性行為で感染するので性器周辺、肛門、口、手や指などの皮膚や粘膜に現れます。
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- 梅毒の初期症状一期は感染後、2~3週間で感染部位に小豆粒位のしこりのようなコリコリができます。痛みやかゆみのない赤いびらん(隆起物)で、中心が破れて潰瘍になります。
- 梅毒の症状 二期
- 梅毒の初期症状二期ではリンパ節で大量に増殖したトレポネーマが、血液で全身に広がり、バラ疹、丘疹性梅毒疹、扁平コンジローマ、梅毒性脱毛など、さまざまな症状が出ます。
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- 梅毒に感染すると3週間ほどで感染した部分に硬い「しこり」のようなものができます。コリコリとした硬いしこりで後に潰れて潰瘍になります。
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- 梅毒は2週間ほど症状が出ると、治ったかのように消えるため、症状が出ている期間と、次の症状が出るまでの移行期は、外見ではわかりません。その時期を無症候梅毒といいます。
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- 梅毒はどこから感染したとしても血液によって全身に移行し、梅毒2期に入ると、感染場所以外にもさまざまな全身症状が出てきます。「梅毒性の粘膜班」も梅毒2期の全身症状のひとつ。感染4週目以降から検査で感染の有無がわかります。
- 梅毒の症状「梅毒性脱毛」
- 梅毒はどこから感染したとしても血液によって全身に移行し感染場所以外にもさまざまな全身症状が出てきます。「梅毒性脱毛」も梅毒2期の全身症状のひとつです。
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- 梅毒で失明する?梅毒の症状は多彩で、眼に表れた場合は失明の危険もあります。原因不明の両眼視神経炎で眼科を受診しても、原因が梅毒であると気がつく眼科医は少ないかもしれません。
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