梅毒検査 ガラス板法
梅毒の血清反応検査は
大きく分けて2種類あります。
- リン脂質を抗原とする脂質抗原検査(STS)
- 梅毒トレポネーマの抗原検査(TPHA)
梅毒検査のガラス板法はSTSのひとつで、ガラス板の上で抗原と血清を反応させて沈降を顕微鏡でみて判定する方法です。
※ガラス板法による検査は測定試薬の製造中止のため現在では行われていません。
STS検査では、RPR法での検査が主流となっています。
STS検査のメリットは、
梅毒感染後2~5週でSTSが陽性となること。
そのため早い段階で感染がわかります。
また、治療が終われば「陰性」になるので完治したかどうかの判定にも使われます。
デメリットは梅毒トレポネーマと直接関係してないため、妊娠、膠原病、慢性肝炎など、5%~20%の割合で梅毒以外でも陽性反応が出ることです。
STSで「陽性」だった場合、TPHA法でも検査を行い梅毒かどうかを判定します。
STS検査まとめ
STSにはガラス板法、RPR法、凝集法があります。
- ガラス板法
- RPR法
- 凝集法
ガラス板の上で抗原と血清を反応させて沈降を顕微鏡でみて判定
試験管内やカード等の上で抗原と血清を反応させて、凝集を機械や目視で判定
試験管の中で抗原と血清を反応させて凝集を目視で判定
梅毒感染後2~5週でSTSが陽性となる為、早い段階で感染がわかります。
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