梅毒の初期症状と検査ガイド

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梅毒の初期症状と検査ガイド

梅毒はペニシリンが発見されるまで不治の病の1つしたが、現代では治療法も確立しています。

 

早期に治療すれば完治する性病なので、それほど恐れることはありません。

 

しかし、治療が遅れるほど投薬期間も長引き、完治するのに時間を要することになります。

 

梅毒の感染について

梅毒はアナルセックスでの感染が特に多いといわれています。

 

梅毒はあらゆる性行為、セックス、アナルセックス、オーラルセックス、キスなどで感染します。

 

特にアナルセックスは無理に性器を挿入する時に傷が付きやすく、出血を伴うことも多いため、感染しやすいんですね。

 

また直腸の粘膜は単層で摩擦に弱いというのもアナルセックスで感染しやすいという理由のひとつです。

 

梅毒は「トレポネーマ」という病原菌が粘膜や皮膚のごく小さな傷口から体内に入ることで感染し、血液中に入って全身に広がります。

 

感染力が強いため、口に病変部分があれば、キスでも感染します。

 

梅毒の感染率

梅毒の感染率は30%
確率でいくと、感染者と3回の性行為で感染するという計算になります。

 

もちろん運が悪ければ一度の性行為で感染することもあります。(特に初期の梅毒は感染力が高く注意が必要です)

 

感染後3週間ほどすると、感染した部位に硬く赤いしこりができます。

 

硬く赤いしこりは、トレポネーマが侵入した局所に1つだけできます。(まれに複数個できることもありますが、1つが多いです)

 

破れると潰瘍部分ににじむ液はトレポネーマを多く含んでいるため、その部分に触れると感染の確率が高くなります。

 

私も最近知ったことですが、第二期の梅毒疹に触れることでも感染の可能性があるとの医師のブログを見て、正直驚きました。梅毒はほんとに恐ろしい感染力を持った性病です。

 

梅毒の初期症状

梅毒には

  • 顕症梅毒(皮膚や粘膜症状がある)
  • 潜伏梅毒(症状なし)

があります。

 

梅毒の初期症状一期
(皮膚や粘膜症状がある顕症梅毒)
痛みやかゆみのないしこりができます(初期硬結)

感染後2~3週間で感染した部分(性器、口、肛門、手指など)の皮ふや粘膜に、直径5mm~2cmの軟骨の硬さ程度の赤いしこりが1つできます。小豆~そら豆くらい、人差し指の先ほどの大きさです。

 

これを初期硬結(しょきこうけつ)といいます。その後、しこりの中心部が硬く盛り上がります。

 

潰瘍・ただれ(硬性下疳)

直径数mmのかたいしこり(初期硬結)の表面がやぶれると、ただれて汚い汁が出てきます。

 

これを硬性下疳(こうせいげかん)といいます。2週間ほどで症状は軽快しますが、梅毒が治ったわけではありません。

 

潰瘍から滲み出る液はトレポネーマを多量に含むため、分泌液に触れるだけでも感染の原因になります。この時期の感染力は強力です。

 

感染付近のリンパ節がはれる

6週間ほどで鼠径リンパ節が腫れますが、痛みはなく放置すれば自然に消えます。

 

感染部分のしこりが陰部であれば、太ももの付け根のリンパ節(せつ)、乳房にであれば脇の下のリンパ節(せつ))が、硬く腫れますが痛みはありません。その後自然に症状は消えます。

 

ココまでが梅毒一期(感染後から9週まで)の症状です。一期のうちに治療を終了させないと第二期に進行しますが、女性の約半分、男性の1/3は一期の症状を見逃し、二期に進行するといわれています。

 

梅毒の初期症状二期
(感染後3か月 ~ 3年の状態)

第一期梅毒に特徴的な「しこり」が現れた後、全身に広がったトレポネーマのため、多くの症状が現れます。

 

梅毒の特徴的な症状であるバラ疹や、大豆のような盛り上がりができる丘疹性梅毒疹ができることもあり、ほとんどの場合この時期までに感染に気づきます。

 

バラ疹
(ピンク色の円形のあざ)

エンドウ豆大のピンク色のあざが、円形に体幹部(体の中心線にあたる部分を中心に)顔や手足にできます。かゆみや痛みはなく、数週間で消滅します。

 

丘疹性梅毒疹
(赤茶色の盛り上がったブツブツ)

バラ疹以外にも、12週間以後に丘疹性梅毒疹という赤茶色の盛り上がったブツブツが、体や手足、手の平や足の裏、顔、粘膜などにできることがあります。痛みやかゆみはありません。

 

脱毛症状

頭皮に丘疹性梅毒疹ができると脱毛につながります。

 

扁平コンジローム

陰部や肛門など粘膜部にできた丘疹性梅毒疹は「扁平コンジローム(平らな丘疹)」といい、表面が破れて分泌物がにじんできます。この分泌物にはトレポネーマが大量に含まれているため触れることで感染の原因となります。

 

その他の二期の症状
  • 微熱
  • 食欲不振
  • 全身倦怠感(ぜんしんけんたいかん)
  • 症状による体重減少
  • 後頭部の虫くい状の脱毛(だつもう)
  • 全身のリンパ節が腫れ

 

梅毒二期は、目視でわかる特徴的な症状が現れるので、感染に気づきやすい時期でもあります。この時期までに治療を行なえば治癒するので、気になる症状が出たらすぐに病院に行きましょう。

 

症状は出ていないけれど、危険な性行為をしたので不安…という方は、検査だけでも受けておかれることをおすすめします。

 

病院に行く時間がない、誰にも知られたくないという場合は、郵送式の検査キットもあります。匿名で検査を受けられるので安心して検査を受けられます。

 

梅毒検査のタイミング

梅毒は4週間経過後から検査が可能です。
第一期では梅毒血清反応陽性
第二期では梅毒結成反応強陽性
がでます。

 

梅毒に感染しているとHIV(hiv:エイズウイルス)に感染する確率が2倍から5倍と、非常に高くなります。行為に心当たりがある場合は、HIVも併せた検査を受けるようにしてください。

 

また、梅毒はパートナーの感染確率も高いので、2人同時の検査や治療が必要です。

 

梅毒はペニシリンのような抗生物質を使い治療することができます。(治療しない限り病状は進行します) ただし感染による器官損傷の修復ができるわけではないので、早期発見、早期治療が大事なのです。

 

梅毒の症状がある場合

梅毒と思われる症状が見られる場合は、あなたのためにも、そしてパートナーのためにもなるべく早く病院で診察を受けてください。

 

梅毒は不治の病ではなくなりましたが、大変な病気であることには変わりありません。

 

症状はないけれど、
不安な行為があったので心配…

 

という方は、セルフチェックをしてみるのもいいかもしれません。病院や保健所に行かなくても、郵送式の検査キットでしたら人目を気にすることなく気軽に検査できます。

 




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